ドアの用語集
■ドアの各部名称
- ワンドア・ツーロック
- 玄関や勝手口など1つのドアに2つの錠前を付けることを言います。2つの錠を解錠する方が時間がかかることから、泥棒に時間をかけさせて、侵入をあきらめさせることを狙った対策で、一番手軽にできる防犯対策の基本です。
- ドアガード
- ドアチェーン同様外部からの強引な進入を防ぐための防犯として設けられます。ホテルなどで見かけるU字型のものなど、チェーンの代わりに鋼製のアームを用いたものをいいます。
- サムターン
- ドアの室内側についている、錠の開閉つまみのこと。犯罪の中に「サムターン回し」と言われるものがありますが、ドアの隙間やドリルで開けた穴から器具を差込み内側のサムターンを回し解錠し不正に侵入する手口を言い、これを防ぐにはサムターンカバーを取り付けることが最善と考えられています。
- シリンダー(シリンダー錠)
- ドアなどの鍵を差し込む円筒状の錠の部分のことです。シリンダーは、固定されている外筒と、回転する内筒で構成されており、その内筒部分に鍵を差し込み回転させることで施解錠することができます。
- ドアノブ
- ドアを開けるために回すもので、真ん中のボタンを押して鍵がかかるものや、90度回すと鍵がかかるものなどがあります。その他に輸入物も多く、実用性からデザイン性のあるものなどその種類は豊富です。
- ドアハンドル
- ドアを開閉するためにドアにつけられたハンドルのことです。ホームセンターで購入できる実用的なものから、建築物のひとつとして美しく、デザイン性の高いものまでその数は5,000種類に及びます。
- レバーハンドル
- ドアを開閉するためにつけられた取っ手のことをいいます。やはり、実用的なものからデザイン性の高いもの、オーダー可能なものもあり、種類が豊富となっています。
- プッシュプルドアハンドル
- 開き戸についたハンドルで、軽く押したり、引いたりするだけで開閉できるものをいいます。力をかけずにワンタッチで操作できるメリットがあり、荷物を持った状態でも荷物を降ろさずに開閉できて便利なので、よく使われています。
- ドアアイ
- 玄関ドアなどに設置された小さなレンズがついたのぞき穴のこと。 来訪者などを玄関ドアを開けずに室内から確認するために取り付けられる。ドアスコープともいう。
- ドア厚
- ドアの厚み。フレームドア・フラッシュドア用でドア厚40mm、ガラスドア用で12mmが標準とされております。標準ドア厚以外の扉においては、あらかじめドア厚をご確認いただいております。
- ドアクローザー
- 開いたドアを自動的に閉鎖する、また、開いたドアが突然バタンと閉まらないよう速度を調節するドア金具のこと。ドアチェックともいう。
- ドアチェーン
- 錠とは別に玄関ドアに取り付ける鎖で、ドアを開けても鎖により開き幅を細くし、進入を防ぐものです。 来客の顔を確かめてからドアを開けるための仕組みですが、最近はカメラ付きインターホンが主流なので このチェーンの目的が薄れつつあります。 しかし、二重三重の錠で外部進入の進入速度を遅らせるという目的も果たせ、防犯上設けられる例が多いです。
- 錠前
- 鍵(かぎ)と錠前(じょうまえ)は、扉や物品などに取り付けて、他者が容易に移動や開閉できないようにするための金具。人身や財産の保護、保安などの目的で用いる。
- 丁番・蝶番
- 2枚の金属板と1本の回転軸からなり、開き戸や箱のふたなどを自由に開閉するために取り付ける金具。形がチョウに似ているので蝶番(ちょうつがい)、とも呼ばれる。
- フランス落し(フランスおとし)
- 親子扉の子扉を固定するためにドアの上・下に取付けられた部品。
- 戸当たり(とあたり)
- ドアの開閉時にドアやドアノブが壁などにあたって壁を傷つけるのを防ぐためにドアや幅木などに取り付けられる金物。開き戸の場合は床や幅木に、引き戸の場合は鴨居や戸に取り付けられるのが一般的。
■ドアの種類
- ローリングドア
- 通常の片開きドアと比べて開閉に必要なスペースは1/3。開閉中でもスペースが確保でき、お子様やお年寄り、車椅子の方でも力を入れず、軽く引くだけで開閉可能なドアです。
- スライドドア
- 床にレールや溝がなく、軽くスライドするだけで開き、通過後は自動的に、ゆっくり静かに閉まるドアです。
- 折戸(おりど)
- 蝶番(ちょうつがい)で折り畳めるように作った開き戸。
- 回転扉(かいてんとびら)
- 出入り口の中央に設けた垂直軸の周囲に十字形に取り付けられた4枚の扉を、人力によって一定方向に回転させ、人が出入りする方式の扉。回転ドア。
- 自動扉(じどうとびら)
- ドアの前に立ったり触れたりすると、自動的に開閉するドア。自動ドア
- スイングドア
- ばね付きの蝶番(ちょうつがい)でとりつけた、表裏どちらへも開き、自然に閉まる戸。
- 引き戸(ひきど)
- 鴨居(かもい)と敷居の溝にはめ込み、左右に開閉する戸。遣(や)り戸。
- 開き戸(ひらきど)
- 蝶番(ちょうつがい)・枢(とぼそ)などを軸として前後に開閉する戸。片開き戸・両開き戸・観音開き戸などがある。
- 親子扉(おやことびら)
- ドア幅が異なる大きなサイズの親扉と、小さなサイズの子扉の組み合わせた観音開きの扉。 通常時には幅の広い親扉だけを使用し、大型家具・什器などを搬出入する場合は子扉も開けて、より大きな開口として使用するケースが多い。
- 吊り戸(つりど)
- 上枠にレールなどを取り付けて戸を吊り下げ、横に引いて開閉する形式の戸。床にはレールの溝がなく、仕切りを感じさせない空間を実現したり、バリアフリーを要求される場合に適している。
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ドアの用語集
ちょっと近寄りがたいドアの専門用語を、分かりやすい図解付きで解説。
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ドアノブ(ドアハンドル・レバーハンドル)、ドア金具(ドアクローザー・ヒンジ・錠前・戸当たり・帳番)、スイングドア、その他取扱い。